今回はライブラリーアウトの構築・調整について語ります。

①青黒純正かタッチ白か
 
 これは結構重要な問題かと思います。
 僕は流刑への道と、サイドカードの対策力、相手の神聖の力線に対する対応力を求めて白タッチの3色にしていますが、青黒純正も全然アリかと思います。
 
 以下、青黒純正バージョンとタッチ白バージョンの長所・短所について僕が感じることを書きます。

 青黒純正
・長所 土地事故が少ない、幽霊街いっぱいとれる、月の刺さり具合が多少マシになる
・短所 除去が弱い(残忍な切断/四肢切断/喉首狙い/殺戮の契約<<<流刑への道)、サイドボードが弱い(ハーキル<<石のような静寂)、力線への対処が難しい

 タッチ白
・長所 流刑への道、強いサイドボード、力線に対処可能
・短所 事故が増える、幽霊街積めない、月が致死カード、フェッチから変にショックインしなきゃいけない場面が増える


 こんなところですかね…。今こそタッチ白にしていますが、ライブラリーアウトの幽霊街は本当に強いですし、最近環境に力線積んでるデッキが減ってるので実は青黒純正の方が強いんじゃないかと最近思い始めています。
 そこはそれぞれの好みで決めて大丈夫かと


②ドローカードの選択
 
 ライブラリーアウトは息切れが多く、土地も少なめなデッキなのでドローカードには2スロット以上(8~10枚くらい)割いた方がいいかと思います。
 彼方の映像は4枚確定として以下、他の候補について考察します。

・血清の幻視…序盤こそ最強ですが催眠の宝珠があると占術の意味がなくなりますし、ラストターンでの信頼性にかけるので評価は△です。

・手練…一番丸いと思います。序盤~終盤いつ引いてもある程度信頼できるので。

・思考掃き…2枚墓地に落とすというのはライフ換算だと1点にもならないですしただのキャントリップでしかないので弱いと思います。

・ボーラスの占い師…アド付きタフ3ブロッカーは悪くないです。ただこのデッキの2マナ域は大渋滞ですので1マナドローに枠を多めに割くほうがよいかと

・瞬唱の魔導士/神童ジェイス…ドローではありませんが占い師と枠がかぶるので。どっちも1、2枚採用なら全然アリかと思います。高すぎるので僕は試しもしませんが  ブロッカーとして見ると瞬唱よりは占い師のが上ですね。神童ジェイスはたぶんめちゃくちゃ強いと思います。


③LOカードの枚数
 
 カニ、書庫、一瞥、宝珠は4枚確定です。

 残りの精神の葬送と強行で合計6枚以上は欲しいです。(それ以上削ると息切れ負けが多くなる気がするので)

 精神の葬送は行くときは15枚くらい余裕で削りますし、2マナ域の充実ぶりも考えると葬送多めの方が良いかと。ていうか強行は最後のとどめに使うとき以外弱いです


④妨害カード
 
 タッチ白なら流刑も入りますが、純正バージョンならメインは単体除去は取らずに、墓所への乱入4、外科的3とかでいいと思います。
 
 他のメインに入りうる妨害カードの候補としては思考囲い/コジレックの審問あたりが挙がるかと。もしそれらの手札破壊カードをメインから取るなら外科的の枚数は減らすべきです。
 
 妨害カードは強力ですがただ山札を削りたいときにはノイズにしかならないのでメインは多くても8枚くらいでいいと思います。


⑤サイドボード
 
 まずはタッチ白と青黒純正それぞれのみに入りうるカードにつき考察します。

 タッチ白の場合(青黒純正には入りません)

・神聖の力線…ハンデスがキツイですし、バーンにも強いしで最優先でとるクラスのカードかと

・石のような静寂…親和を切るなら取らなくてもいいです。ただ墓所への乱入の存在を考えるとワンチャンある相手なのでそこは各人の裁量ですね。

・解呪…せっかく白を取るならこの類のカードは2枚くらいお守り気分で取りましょう。

・隠匿+探究…トロン系に本当に勝ちたいなら3枚くらいとってもいいかもです。新ウラモグのおかげで旧エルドラージ2枚採用は減っているようですし。しかし、グリセルシュートとかエムラをたくさんとるデッキはいくらでもあるので、1枚挿しにしか効かないこれに大量にスペースは割くべきでないかと。

・安らかなる眠り…白を取ってエムラ入りデッキに勝ちたいならそこそこおすすめです。ただ、トロン相手は外科的でウルザ土地を抜いてから置く感じじゃないとスピード負けして試合は多分負けます。←重要

・拘留の宝球…力線&トークン&プレインズウォーカー対策になるので悪くないかと。重いですが。

 
 青黒純正の場合(タッチ白には入りえません)

・ハーキルの召還術…親和を切るなら(ry

・残忍な切断とか四肢切断とかの単体除去…メインに入らないならサイドに2、3枚くらいとったほうがよいかと

・英雄の破滅…PW対策兼単体除去です。タルモとか殺せますしBG系相手に入れる枠としては複数枚採用全然アリです。(BG系相手なら墓所への乱入よりも単体除去優先です。探査とか軟泥とかで墓地に生物たまんないんで)

 
 
 以下、両方のパターンに入りうるカードについての考察です。

・残響する真実…力線戻せますしトークンに強いですし普通に強いです。

・思考囲い/コジレックの審問…2、3枚は取るべきです。それだけ取れば外科的と合わせてコンボに対してかなり耐性ができます。(コンボに強めなのはデッキの利点なので)

・全体除去系…親和に勝ちたいなら悲哀まみれはアリです。ただ滅びとかは親和にはたぶん間に合いませんし、他のクリーチャーデッキに対しては墓所乱がキラーカードになるのでいらないような気がします。

・罠の橋…もしかするとかなり強いと思います。(試したことはない)
 
・集団疾病…双子やトークンに刺さりますがどちらのデッキも元々結構勝てるので多分いらないです。

・虚空の力線…(初手に来た場合は)安らかなる眠りと違って山札を削らない無駄ターンを作らないので、トロン系ともいい勝負になると思います。トロン系をメタりたいならこれを4枚突っ込むのが一番いいかと。(そうしても勝率は3~4割程度かと思いますが…)



 
 こうして色々書いてみると分かりますがこのデッキ、Tier1クラスの相手だと安定して勝てそうなのが双子くらいしかないんですよね…。ローグデッキには強いんですが…。
 
 まあそれを勝たせようと努力するのがデッキ愛なんでしょうね。

 僕は今度暇なときに青黒純正を試すつもりです。
 
 

 

 





 






 

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