死せる生(リビングエンド)プレイングまとめ
2017年2月11日 MTGデッキ前にもこんな感じの記事を書いた気がするけど…
色々と経験を積んでまた書きたくなったので
主要マッチアップのサイドボードガイドはこちら
http://makinko7665.diarynote.jp/201712180041414923/
①キープ基準
・気分によって変わるところだけど、自分は結構ガバガバ派。ただし、相手の方が平均速度早いときは厳しくいくべき
・理想は土地2~3、サイクリング2~3、土地破壊1、続唱ある、みたいな
・死せる生2枚あったらノータイムマリガン。ノーサイクリングノーランドも然り(ただし対策カードが来ている、悪霊がいっぱいあるなどの例外はある)
・基本的に一番重要なのはサイクリングの数で、土地あってサイクリング2枚以上あって他のカードも悪くなかったらキープすべき。
初手のサイクリングの数がコンボの強さに激しく影響するためサイクリングは重要
②基本戦術
・対アグロ系
とにかくなるたけ早く全体除去(死せる生)を撃つことが重要。
墓地が肥えていなく相手をすぐに倒せそうに無いときでも相手の攻勢を緩めることが最優先。
1回目の死せる生で決まらなかったら、フェアリーや後引きしたサイクリングによって2回目の死せる生を狙う。
後引きしたサイクリングを素出しするかサイクリングに回すかは盤面と相談。
最速の死せる生が重要なので2ゲーム目以降は続唱がある初手を積極的に狙う。
・対ミッドレンジ系
このマッチアップはコンボの破壊力(つまりサイクリングの数)が重要。
序盤はサイクリングに徹して墓地にクリーチャーが最低でも3体くらいは溜まった状態で死せる生を撃ちたい。
土地破壊で崩れる相手には積極的に大爆発を使っていく。
続唱さえ引ければ勝ちという状況に如何にして持っていくかが重要。
初手にある続唱はハンデスで落とされる可能性が高く、相手のクロックもそこまでは速くないため、続唱のあるなしというよりはサイクリングの多い初手を狙っていくべきだろう。
・対青コントロール系
このマッチアップはコンボの破壊力だけでなく土地破壊が重要になる。
理想は3t目に大爆発を着地させ殴りながら相手に対応を迫り、相手が動いてきたところで隙をついて続唱を決めるという動きである。
相手のエンドに内にいる獣を立っている土地に撃ったり、続唱を相手のエンドと自分のメインに続けて撃つ動きも非常に有効。
また、死せる生待機もこのマッチアップでは悪くない。
とにかく、相手が1マナしか立っていなくこっちが続唱を撃てるという状況を作り出すことが重要。
むろん相手は除去が厚いので墓地を肥やしておくことも必要である。
こう書くと難しく感じられるが相手は概ねクロックが遅く、準備時間を長くとれるのでむしろこちらに有利なマッチアップといえる。
赤と緑を含む3マナを立たせておけばそれだけで相手の動きを大幅に制限できるので相手の速度を落とすことは容易だろう。
・対土地コンボ系
このマッチアップは如何にして大爆発を往復させるかが焦点になることが多い。
メイン戦はこっちの手札のかみ合いがかなり重要になるが、その内容は非常に単純なものである。
土地コンボと判明した後はとにかく(1)可能な限り土地を割ってから(2)なるべく早く、(3)できるだけ大量のクロックを続唱で呼び出す。やることはそれだけである
言うまでもないが、2ゲーム目以降は大爆発がある初手をキープしていきたい。(最悪でも内にいる獣)
・対盤面無視系コンボ(ストームなど)
死せる生が最も苦手とするマッチアップである。
非常に多種多様なコンボがあるため、それぞれのコンボによって戦い方はかなり異なってくるが共通しているのは土地破壊が重要ということである。
土地破壊以外だと、相手の重要なパーマネントを獣などで壊す、墓地を使うデッキの場合はフェアリーで妨害する、といった戦略が有効なことが多い。
このマッチアップは基本不利なため2ゲーム目以降は強気のマリガンをしていくべきだろう。(例:グリセルシュートに対してフェアリーを引くまでマリガン、など)
③墓地対策について
・大祖始の遺産
一番よく見るやつ。
確実に入れてくるデッキ(トロン、マーフォーク)に対しては鋳塊かじりを大量投入しあらかじめ対策。
処理できないときの戦略
(1)5マナまで伸ばすために最低限のサイクリングを行いながら全体除去で場を流し、その後素出しビートで頑張る。かなり現実的かつ有効なプラン(アグロ、ミッドレンジに有効
(2)動くターンまで手札を溜めて、動く直前になったらそこそこサイクリング。その後続唱を撃つと、相手が遺産起動で全追放してくるので解決後に手札に残ったサイクリングを全てつぎ込む。強力だが、良質な手札と相手の遅さが求められるプラン
(3)いつも通りに墓地をそこそこ肥やしてから続唱を撃ち、相手に遺産を切らせてそこから仕切り直す。その後は(1)のような素出しプランなり、2回目の続唱を狙うなりする。
・安らかなる眠り
コントロールに置かれるとかなり詰むカード。しかし対クリーチャーデッキならむしろ遺産より楽。(死んだクリーチャーが戻ってこなくなるため)
内にいる獣でこれを割ってから仕切り直してサイクリングして続唱まで行くというプランは成功させるのがかなり難しいので置かれたらそういうものと考えてゲームを進めるのが無難
戦略
クリーチャーデッキに対しては大祖始の遺産の(1)と同様に流してからの素ビートが有効。何回でも場を流せるので相手のリソースを枯らすことは容易である。
コントロールデッキに対しては…あきらめつつ粘るしかない。とにかく相手のリソースを枯らすこと意識しながらやれば勝てることもある
・虚無の呪文爆弾
基本的に弱い大祖始の遺産である。(1マナ立たせる必要がないが)
墓地がこまめに追放されることはないため、大祖始の遺産の(2)の戦略は動く直前までサイクリングを全て手札に溜めるという必要はない。
・外科的摘出
グリクシス系のデッキ相手では意識したいカードであり、入れてくる可能性が高い相手にはフェアリーを4積みにしてよいだろう。
このカードの使われ方には大きく2種類あり、死せる生解決直前に一番強い(多い)クリーチャーに撃ってくるというものと、もう一つは死せる生がハンデスやカウンターによって墓地に落ちた後にそれに撃ってくるというものである。
後者はフェアリーが手札に無いときにやられたら致命傷になりかねないため、打ち消されそうな場面でのうかつな死せる生キャストやハンデスがある相手に対する死せる生キープはよく考えてから行うべきだろう。
とはいえ、結局フェアリーさえあれば簡単に対策可能なカードであるので(上記3種類のカードに比べれば)そこまで恐れる必要はない。
・漁る軟泥
上記のカードに比べてメインから積まれている確率が非常に高いのがこのカードである。このカードが入るデッキに対してはサイドから叫び大口をフル投入していくべきである。できればフェアリーも増やしたい(理由は後述
戦略
(1)有無を言わさず先手3t目(後手2t目)続唱でブン回る
(2)叫び大口で破壊する
(3)墓地が肥えていなくとも続唱を撃ち、取りあえず盤面から消す。その後仕切り直しで2回目の続唱への準備をする。
軟泥は戻ってきても非常に厄介なクリーチャーなのでこの戦略を成功させるにはフェアリーが欲しいところである。
内にいる獣でも似たような戦略がとれるが、軟泥が入るデッキはクロックがまあまあ早いことが多いためあまりおすすめできない
今回はここまで。
「まあ当たり前。」なことしか書けなかったかな。
次、やる気がある時に有力アーキタイプとのより細かなマッチアップについて書く予定。
色々と経験を積んでまた書きたくなったので
主要マッチアップのサイドボードガイドはこちら
http://makinko7665.diarynote.jp/201712180041414923/
①キープ基準
・気分によって変わるところだけど、自分は結構ガバガバ派。ただし、相手の方が平均速度早いときは厳しくいくべき
・理想は土地2~3、サイクリング2~3、土地破壊1、続唱ある、みたいな
・死せる生2枚あったらノータイムマリガン。ノーサイクリングノーランドも然り(ただし対策カードが来ている、悪霊がいっぱいあるなどの例外はある)
・基本的に一番重要なのはサイクリングの数で、土地あってサイクリング2枚以上あって他のカードも悪くなかったらキープすべき。
初手のサイクリングの数がコンボの強さに激しく影響するためサイクリングは重要
②基本戦術
・対アグロ系
とにかくなるたけ早く全体除去(死せる生)を撃つことが重要。
墓地が肥えていなく相手をすぐに倒せそうに無いときでも相手の攻勢を緩めることが最優先。
1回目の死せる生で決まらなかったら、フェアリーや後引きしたサイクリングによって2回目の死せる生を狙う。
後引きしたサイクリングを素出しするかサイクリングに回すかは盤面と相談。
最速の死せる生が重要なので2ゲーム目以降は続唱がある初手を積極的に狙う。
・対ミッドレンジ系
このマッチアップはコンボの破壊力(つまりサイクリングの数)が重要。
序盤はサイクリングに徹して墓地にクリーチャーが最低でも3体くらいは溜まった状態で死せる生を撃ちたい。
土地破壊で崩れる相手には積極的に大爆発を使っていく。
続唱さえ引ければ勝ちという状況に如何にして持っていくかが重要。
初手にある続唱はハンデスで落とされる可能性が高く、相手のクロックもそこまでは速くないため、続唱のあるなしというよりはサイクリングの多い初手を狙っていくべきだろう。
・対青コントロール系
このマッチアップはコンボの破壊力だけでなく土地破壊が重要になる。
理想は3t目に大爆発を着地させ殴りながら相手に対応を迫り、相手が動いてきたところで隙をついて続唱を決めるという動きである。
相手のエンドに内にいる獣を立っている土地に撃ったり、続唱を相手のエンドと自分のメインに続けて撃つ動きも非常に有効。
また、死せる生待機もこのマッチアップでは悪くない。
とにかく、相手が1マナしか立っていなくこっちが続唱を撃てるという状況を作り出すことが重要。
むろん相手は除去が厚いので墓地を肥やしておくことも必要である。
こう書くと難しく感じられるが相手は概ねクロックが遅く、準備時間を長くとれるのでむしろこちらに有利なマッチアップといえる。
赤と緑を含む3マナを立たせておけばそれだけで相手の動きを大幅に制限できるので相手の速度を落とすことは容易だろう。
・対土地コンボ系
このマッチアップは如何にして大爆発を往復させるかが焦点になることが多い。
メイン戦はこっちの手札のかみ合いがかなり重要になるが、その内容は非常に単純なものである。
土地コンボと判明した後はとにかく(1)可能な限り土地を割ってから(2)なるべく早く、(3)できるだけ大量のクロックを続唱で呼び出す。やることはそれだけである
言うまでもないが、2ゲーム目以降は大爆発がある初手をキープしていきたい。(最悪でも内にいる獣)
・対盤面無視系コンボ(ストームなど)
死せる生が最も苦手とするマッチアップである。
非常に多種多様なコンボがあるため、それぞれのコンボによって戦い方はかなり異なってくるが共通しているのは土地破壊が重要ということである。
土地破壊以外だと、相手の重要なパーマネントを獣などで壊す、墓地を使うデッキの場合はフェアリーで妨害する、といった戦略が有効なことが多い。
このマッチアップは基本不利なため2ゲーム目以降は強気のマリガンをしていくべきだろう。(例:グリセルシュートに対してフェアリーを引くまでマリガン、など)
③墓地対策について
・大祖始の遺産
一番よく見るやつ。
確実に入れてくるデッキ(トロン、マーフォーク)に対しては鋳塊かじりを大量投入しあらかじめ対策。
処理できないときの戦略
(1)5マナまで伸ばすために最低限のサイクリングを行いながら全体除去で場を流し、その後素出しビートで頑張る。かなり現実的かつ有効なプラン(アグロ、ミッドレンジに有効
(2)動くターンまで手札を溜めて、動く直前になったらそこそこサイクリング。その後続唱を撃つと、相手が遺産起動で全追放してくるので解決後に手札に残ったサイクリングを全てつぎ込む。強力だが、良質な手札と相手の遅さが求められるプラン
(3)いつも通りに墓地をそこそこ肥やしてから続唱を撃ち、相手に遺産を切らせてそこから仕切り直す。その後は(1)のような素出しプランなり、2回目の続唱を狙うなりする。
・安らかなる眠り
コントロールに置かれるとかなり詰むカード。しかし対クリーチャーデッキならむしろ遺産より楽。(死んだクリーチャーが戻ってこなくなるため)
内にいる獣でこれを割ってから仕切り直してサイクリングして続唱まで行くというプランは成功させるのがかなり難しいので置かれたらそういうものと考えてゲームを進めるのが無難
戦略
クリーチャーデッキに対しては大祖始の遺産の(1)と同様に流してからの素ビートが有効。何回でも場を流せるので相手のリソースを枯らすことは容易である。
コントロールデッキに対しては…あきらめつつ粘るしかない。とにかく相手のリソースを枯らすこと意識しながらやれば勝てることもある
・虚無の呪文爆弾
基本的に弱い大祖始の遺産である。(1マナ立たせる必要がないが)
墓地がこまめに追放されることはないため、大祖始の遺産の(2)の戦略は動く直前までサイクリングを全て手札に溜めるという必要はない。
・外科的摘出
グリクシス系のデッキ相手では意識したいカードであり、入れてくる可能性が高い相手にはフェアリーを4積みにしてよいだろう。
このカードの使われ方には大きく2種類あり、死せる生解決直前に一番強い(多い)クリーチャーに撃ってくるというものと、もう一つは死せる生がハンデスやカウンターによって墓地に落ちた後にそれに撃ってくるというものである。
後者はフェアリーが手札に無いときにやられたら致命傷になりかねないため、打ち消されそうな場面でのうかつな死せる生キャストやハンデスがある相手に対する死せる生キープはよく考えてから行うべきだろう。
とはいえ、結局フェアリーさえあれば簡単に対策可能なカードであるので(上記3種類のカードに比べれば)そこまで恐れる必要はない。
・漁る軟泥
上記のカードに比べてメインから積まれている確率が非常に高いのがこのカードである。このカードが入るデッキに対してはサイドから叫び大口をフル投入していくべきである。できればフェアリーも増やしたい(理由は後述
戦略
(1)有無を言わさず先手3t目(後手2t目)続唱でブン回る
(2)叫び大口で破壊する
(3)墓地が肥えていなくとも続唱を撃ち、取りあえず盤面から消す。その後仕切り直しで2回目の続唱への準備をする。
軟泥は戻ってきても非常に厄介なクリーチャーなのでこの戦略を成功させるにはフェアリーが欲しいところである。
内にいる獣でも似たような戦略がとれるが、軟泥が入るデッキはクロックがまあまあ早いことが多いためあまりおすすめできない
今回はここまで。
「まあ当たり前。」なことしか書けなかったかな。
次、やる気がある時に有力アーキタイプとのより細かなマッチアップについて書く予定。
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